曲沼で深さ10.5mで見つかった火山灰です。写真の巻き尺の「9」あたりで、黒っぽいものにはさまれて、白く写っているものがそうです。
火山灰には火山ガラスとわれるガラス成分が含まれていて、指でこするとザラザラします。このガラス成分は、噴出した火山によって性質が異なっています。この性質の違いを利用して、いつごろどこの火山から飛んできたものかを知ることができます。
この、曲沼で見つかった火山灰を火山の専門家である新井房夫先生に鑑定してもらったところ、1万3千年前に関東地方北部で噴火した浅間-草津黄色軽石の火山灰であることがわかりました。
このことから、曲沼の深さ10.5m付近の堆積物は、1万3千年前ころに積もったものということがわかりました。